Oracle VM

概要

Oracle VMは、オープンソースの仮想化エンジンのXenをハイパーバイザに採用したオラクルが提供する仮想化ソフトウェア製品です。



Oracle VM アーキテクチャ概要
管理画面イメージ

特徴

01. Oracle ソフトウェア製品のライセンスの最適化が可能

02. Dom0でKspliceによる無停止カーネルパッチ適用が可能

03. Xen Hypervisorを使用

(AWSをはじめとする主要なPublic Cloudベンダーが利用)

04. Oracleソフトウェア、Oracle Linuxと組み合わせでサポートの一元化が可能



価格

製品名/サポートレベル 価格(税別)
Premier Limited
(1台あたり2 CPUソケット以下)
92,845円
Premier
(1台あたり3 CPUソケット以下)
170,500 円


基本機能

Live Migration

ゲストOSを停止することなく、別のOracle VM Serverに移動する機能

High Availability

障害が発生したサーバー上のVMは自動的に再起動

Dynamic Resource Scheduling (DRS)

サーバーの負荷に基づき、VMをライブマイグレーション

Dynamic Power Management(DPM)

使用率が低いサーバーは自動的に電源断

Storage Live Migration

  • ローカル・ストレージ上で仮想ディスクを搭載した稼働中の仮想マシンのライブマイグレーションをサポート
  • サポートポリシー上SANブートしているディスク領域は内蔵ディスクとして扱われません

仮想マシンを仮想アプライアンス(.ova形式)でインポート・エクスポート可能(他社製仮想化基盤からの移行)



Oracle VM サービス内容

サービス内容Oracle premier
Limited Support
Linux Basic Support/Limited Support
問い合わせ(回数無制限)
バッチ・修正プログラムセキュリティ・ アラートへのアクセス
My Oracle Supportへのアクセス○ 
Oracle Unbreakable Linux Networkへのアクセス
ハードウエア動作保証○ 
バックボードの修正プログラム
Oracle Management Park for Linuxの使用権
Oracle Enterprise Linux・Oracle VM テクニカルサポートポリシー[オラクル社]